色褪せないひと
随分と久しぶりの更新になってしまった。
彼岸花
いつの頃からか何故だか好き
懐かしくてほんの少しもの悲しくなる。
でも凛として美しく見惚れてしまう。
大好きだった方が旅立ってしまった。
その方はいつも美味しいスイーツを作り、折に触れ届けて下さった。
どれも素晴らしく美味だったけど、
桃のコーポートは世界一美味しくて…
二度と味わうことはできないけれど
この世界で会うことはできないけれど
私は一生忘れない
いつでもその方は永遠に色褪せないまま
皆の心に生きている。
彼女がいつも届けてくださっていた場所に咲いた彼岸花。
綺麗な蝶々が舞っていた。
ずっとずっと忘れないよ
優しいあなたの笑顔も声も存在も。
蝶は彼女の化身のように優しく気高く空を舞う
いつかまた会う世界で
恥ずかしくない私でいるように
今日も明日も生きていくよ